国内男子ツアー

池田勇太をゴルフに導いた祖父が死去 今週の「レジェンドプロアマ」欠場

2015/05/07 12:07
池田勇太は「祖父は一生私の師匠です」とコメントした

日本ツアー通算12勝の池田勇太の祖父・直芳さんが4日(月)午後、死去した。享年85歳。かねて病気療養中だった。通夜、告別式は家族の意向で近親者のみで行う。池田は今週出場予定だったツアー外競技「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」(9、10日・麻倉ゴルフ倶楽部)を欠場する。

池田はマネジメント会社を通じ「昔の話になりますが、地元では名の知れたアマチュアゴルファーだった祖父の影響を受けてゴルフを始めました。私のために作ってくれたお手製のクラブをプレゼントしてもらったことがきっかけです」とコメントを発表。

「始めた頃は毎日のように2人で近所のゴルフ練習場に通いました。思えば祖父の指導は大変厳しく、辛かった事の方が多かったように思います。教わった事ができず何度も何度も怒られました。それでもゴルフをやめたいと思ったことは一度もありません。あの時の厳しい指導があったからこそ、今日の自分があるといっても過言ではありません」

「これからも祖父と2人で練習に励んだ思い出を忘れることなく、日々前進し続けたいと思います。祖父にできる恩返しは、優勝あるのみと考えております。最後になりましたが、祖父は一生私の師匠です」と結んだ。

池田の次戦は14日(木)開幕の国内メジャー初戦、ホストプロを務める「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」となる見込み。