松山英樹 ホスト大会で新ドライバーの投入は?
2014/11/19 19:31
今季国内ツアー2戦目の出場となる松山英樹。今週、宮崎県にあるフェニックスCCで行われる「ダンロップフェニックストーナメント」は、自身がホストプロとして挑む大舞台だ。
日曜日、月曜日、そしてこの日のプロアマ戦と練習ラウンドは入念に行った。その間、契約メーカーの最新ドライバーも繰り返しテストした。「だいたい決まっています。明日が楽しみですね(笑)」。
この日のプロアマ戦ではフェースアングルなどが微調整された数本のスリクソンZ745ドライバーを使って好ショットを連発。前週までは2008年モデルのZR-30ドライバーを使っていただけに、自身がホストを務める契約メーカーの大会で、最新ドライバーを使うのかに注目だ。
もちろん、期待と注目を背負っていることは十分に承知している「それは当然だと思う。それに応えられるようにしっかりやりたい」。
今週に入り、グリーン上では足の裏を使って傾斜を感じ、右手の指を顔の前にかざして狙いを定める“エイミングポイント”を取り入れている。それでも、練習ラウンドを見る限りでは、きっちりとメソッドをこなすというよりも、現状の目視による読みに、傾斜を感じた読みをミックスしているように見受けられる。
「練習ですよ、練習。やってみようかなという興味本位です(笑)」というのが、本人の弁ではあるが。
今週は「ティショットとグリーン上」が鍵になると話した松山。あまりに簡潔な受け答えに、質問する記者たちも二の矢を継げず、早々に取材が終わると「だいぶ短いなぁ」とぼそり。「俺がしゃべらないからか。すいません」と“不器用な男”はちょっぴり気まずそうに去っていった。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)