2014年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント

賞金トップの貫禄! 小田孔明はパット不調でも・・・7バーディで5位発進

2014/11/06 17:53
小田孔明はパットの不調をショットでカバー。今週も優勝争いに加わりそうな勢いだ

賞金ランキングトップランカーが、今週も上位で飛び出した。「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」初日、1番からスタートした小田孔明は7バーディ、2ボギー「66」で5アンダー発進。首位と2打差の5位タイにつけ、相変わらずの好調ぶりを見せつけた。

今季2勝目を飾った2週間前の「ブリヂストンオープン」で賞金トップを奪還し、前週「マイナビABCチャンピオンシップ」も2位。昨日のプロアマラウンド終了後に「優勝、2位ときたから、(今週は)優勝でしょう!」と、即座に言い切った自信を、初日からプレーで示してみせた。

最近は不調を訴えっぱなしのグリーン上は、この日も1回の3パットボギーを含む30パットに曇り顔。それならばと、「アイアンが切れていた」という高精度のショットで次々とピンそばに絡め、バーディ量産へとつなげた。

「今日のバーディはビタビタ」と、一番長かったバーディパットは「1番の5mくらい」。以降は3番、6番と2打目を1.5mにつけ、12番(パー3)も1m弱、続く13番(パー5)の3打目も30cmにピタリとつけてのタップインバーディ。パットが本調子ではない中での7バーディは、今の小田の勢いを象徴するかのよう。「絶好調ですよ! パットが入れば・・・」。言葉にちょっぴり自虐を含ませながら、豪快に笑った。(茨城県美浦村/塚田達也)

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