2014年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント

ドライバーの不安もスッキリ 「全英」モードの小田孔明が12位発進

2014/07/03 21:04
ドライバー復調の鍵は0.75インチ長くしたシャフト。早くも「全英」モードの小田孔明が12位発進

北海道のザ・ノースカントリーGCで3日(木)、国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」が開幕。賞金ランキング2位につける小田孔明は4バーディ、2ボギーの「69」(パー71)でプレーし、首位に4打差の2アンダー12位タイと無難なスタートを切った。

「今日はイマイチだった」とプレー全体に対しての歯切れは悪いながらも、昨日シャフトの長さを調整したというドライバーは「すごく良かった」と高評価。「それまではちょっとタイミングが合わずボロボロだったけど、普通に打てるようになった。変えて良かった」と、今朝受け取ったばかりの1本にご満悦だった。

今季は45.25インチのシャフトを挿していた小田は、昨日のプロアマラウンド後、同じく本間ゴルフと契約とする谷原秀人が持つ46.5インチ仕様のドライバーを試して一目惚れ。直後に、0.75インチ長くした46インチ仕様のシャフトを担当者にリクエスト。試し打ちは今朝の練習場のみ、ぶっつけ本番で臨んだ実戦で、さっそく満足の手応えを得た。

何よりも、2週間後に控えた海外メジャー「全英オープン」(7月17日~/英国・ロイヤルリバプール)へ向けて、ティショットへの迷いを消せたことが大きい。「ドライバーが不安だと、セカンドショット、パットにまで響く。不安が無くなって良かった」と豪快に笑った。

さらに、今週の舞台はホールをセパレートする木々がほとんど無いリンクス仕様とあり、小田の中では早くも「全英」モード。「グリーンは硬いし、色々な芝が混じって全英みたい。良い練習になるし、全英っぽい雰囲気を作りながらやってみた」と臨んでいる今週、4日間を終えての結果は大きな意味を持ちそうだ。(北海道千歳市/塚田達也)

2014年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント