2打差を追う小田孔明「簡単に勝たせたら面白くない」
2013/11/30 19:24
「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」3日目、同大会2勝を誇る小田孔明は、松山英樹と並ぶ首位からスタートしたものの、5バーディ3ボギーの「70」と2つスコアを伸ばすにとどまり、通算8アンダー。首位の松山に2打遅れをとって、得意の勝ちパターン、逃げ切り態勢には持ち込むことができなかった。
「7番と13番の3パットが痛かった」と小田。「20メートル以上のパットは、距離感が出しにくい。松山は怪しいパットを入れていたけど、自分は外した。その違いかな」と、グリーン上での差が、そのままストロークに表れたことを悔しがった。
それでも、明日も最終組で松山、池田勇太との再戦となる。「やっぱり上位に行く人間だなと。自分に足りないものも発見するし、松山、勇太のいいものも見られた」と同組選手に刺激を受けつつも、逆転への闘志も消えていない。
「(松山に)簡単に勝たせたら面白くない。今日はリードを取られたけど明日はどこかで捉えられるように頑張りますよ」。大好きだというKochi黒潮CCで、自身初となる逆転優勝へ意気込んだ。(高知県芸西村/今岡涼太)