2013年 ダンロップフェニックストーナメント

連覇を狙うL.ドナルド、1年ぶりの勝利なるか

2013/11/20 17:32
世界ランク17位まで後退したルーク・ドナルドが1年ぶりの勝利を狙う

昨年の「ダンロップフェニックストーナメント」で優勝を果たしたルーク・ドナルド(イングランド)が、大会連覇を果たすため今年も日本にやってきた。

昨年2位の松山英樹(当時アマチュア)に5打差をつけて優勝を果たしたドナルド。「この大会とコースとは良い思い出が詰まっている。イアン・ポールターが勝った年(2007年大会)も3位だったし、自分のプレーに合っていると思う。今年もいいプレーをして連覇が果たせたらいい」。

連覇の期待も高まるが、今季のドナルドは主戦場とする米ツアー、さらに欧州ツアーで合計22試合に出場したが優勝を果たすことはできなかった。「今年は残念なシーズンになってしまった。特に目標としているメジャーで結果を出せなかった」と振り返る。

「シーズン中盤に16年間指導してもらっていたコーチを解任した。全米プロ(8月)のころから新しいコーチのチャック・クックとスイング改造を取り組んでいるが、やっと良い状態になってきたところだよ。来季に向けて期待を持っている」と続けた。

「全米プロ」以降は予選落ちもなく、9月の「BMW選手権」で4位、先週の欧州ツアー最終戦「DPワールドツアー選手権ドバイ」では5位に入った。2011年には史上初の欧米両ツアー同時賞金王になるなど世界ランキング1位に上り詰めたドナルドも、現在は17位と低迷。上り調子で迎える今大会で、1年ぶりの優勝を果たしたいところだ。(宮崎県宮崎市/本橋英治)

2013年 ダンロップフェニックストーナメント