小田孔明 初の最終日逆転優勝をまたも逃す
2013/10/13 18:23
岐阜県のTOSHIN Golf Club Central Courseで開催された国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」最終日。首位に2打差から出た小田孔明は「69」にとどまり、単独2位のまま藤本佳則に逃げ切り優勝を許した。
スタートの1番から第2打をピンそば2メートルに絡めてバーディを奪い、いきなり1打差に迫ったが、3番(パー3)ですぐにボギーを叩き、その後は劣勢を強いられる展開が続いた。3打差で迎えた9番(パー5)で手前のカラーから8メートルをパターで沈めてイーグルを奪って再び1打差に迫ったが、後半はエンジンのかかった藤本の背中が遠くなった。
「バーディの後にボギーを叩くことが多かった。1打差までは行ったけど、1回くらい追いついておきたかった。内容もイマイチだったしね」。今季2勝目、そして自身初の最終日の逆転優勝はまたもならず、ため息をついた。
一方で決勝2日間で最終組でのラウンドをともにした藤本には賛辞を送った。「よっくん(藤本)は良いゴルフをしていた。全然曲げないし、変なミスもない。結果、4打差になるのも当然。佳則に関しては、パターが入ればいつでも勝てるショットをいつもしてるから」と同じマネジメント事務所に所属する後輩のツアー2勝目を、潔く喜んでいた。(岐阜県加茂郡富加町/桂川洋一)