2013年 コカ・コーラ東海クラシック

冨山聡が静かに2位タイ浮上!初優勝なるか

2013/10/05 16:56
静かに、するすると2位まで浮上してきた冨山聡

国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目に、4バーディ、1ボギーの「69」とスコアを伸ばした冨山聡が、通算4アンダーの2位タイに浮上。首位と2打差で迎える最終日に逆転優勝を狙う。

3番で4メートルのバーディパットを決めると、7番、12番とパー5で着実にバーディを奪った。バーディを獲っても派手なアクションは見せない大人しいゴルフながら、上がってみれば2位という位置。「少ないチャンスをいかに、ものにするか考えながらやっていました」と、コメントも穏やかだった。

「ここ最近はショットが安定していて、ティショットがあまり曲がらないので、アドバンテージになっています。バーディ合戦より、こういう難しいコースは好きです」。唯一のボギーを14番で出してしまったが、終盤の17番でバーディを取り返した。

今季は9試合に出場し、賞金ランキングは66位タイ。「今の自分は優勝とか、順位を気にしている余裕はないです。必死でやるだけです」と、静かに闘志を燃やす。8月の「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」では、最終日を首位タイで迎えながら7位に終わった。「芥屋のときは、最終日の14番から崩れてしまったので、明日はそこを気にしながらできればいいですね」。前回の教訓を生かして終盤まで優勝争いに加わることはできるか。(愛知県みよし市/本橋英治)

2013年 コカ・コーラ東海クラシック