選手会長・池田勇太「チャンスはまだある!」
2013/08/24 17:12
ツアー通算11勝目に向けて、国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の3日目を首位と1打差の2位で迎えた池田勇太は、4つのバーディを奪うがボギーが2つにダブルボギーも1つ叩き、通算6アンダーは変わらず5位タイに後退した。
2番でピン左1.5メートルのバーディパットを決めたが、3番はドライバーでのティショットを左に曲げてOB。痛恨のダブルボギーに見えたが、4番、5番と連続バーディを奪い盛り返した。ところが、6番パー3でバンカーからの2打目を寄せきれず、9番もグリーン手前のバンカーに捕まりボギー。
その後はチャンスにつけることもできずパーを並べたが、最終18番は意地のバーディフィニッシュ。「パターは入らないし、ショットはパラパラだし・・・」。自らのゴルフに納得がいかず、スコアを伸ばせなかったことに不満顔は浮かべるものの、最終ホールでのバーディが池田の気持ちを前向きにさせた。
「まあ、明日ベストスコアを出せばなんとかなるでしょ」。首位とは4打差と開いてしまったが、ビッグスコアも可能なセッティング。この日の二の舞は避け、ダブルボギーなどミスを減らすことを考える。さらに「バーディが3つ、4つじゃ足りない」と、最終日は攻めのゴルフでバーディ量産を目論む。(兵庫県三木市/本橋英治)