2013年 〜全英への道〜ミズノオープン

川岸良兼「誰にも負けたくない。だから、そっとしておいて」

2013/06/27 19:47

「~全英への道~ミズノオープン」初日、上がり4ホール連続バーディで一気に上位に食い込んできた川岸良兼は、「調子は良くなかったけど、奇跡の4連続バーディ」と豪快に笑った。

今週からパターを中尺に変えたことが奏功した。「手元が重いから勝手に動く。ロングパットは(距離感が)難しくなるけど、ショートパットは易しくなるね」。この日も荒れるショットをパターでカバーしながら5バーディ1ボギー、通算4アンダーは8位タイの好スタートだ。

現在46歳の川岸はミズノ契約プロとしては現役最古参の一人。「若い頃はプレッシャーを感じながらやっていたけど、もう楽しくやろうと」と、余計な気遣いとは無縁。「若手も2位にいるし」と、再び笑った。

今週は同じ岡山県内にある「東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ」で日本女子アマが開催されており、娘・川岸史果も参戦中。予選2日間を通算3アンダーの13位タイで終え、マッチプレー進出を決めたが、「マーカーさんが教えてくれた」と、既に情報は入手済み。「もし優勝したら、帰りの運転手をやる」という。それでも、「娘とは関係なくやってますよ。うまくなりたい。うまくならないけど(笑)」と、集中するのは自分のプレーだ。

同じ怪物の異名を持つ松山英樹に話が及ぶと「見事なスイングだし、羨ましい」とその素質を認めるが、現役としてのプライドは萎えていない。「でも、負けたくないね。誰にもね。だから、そっとしておいて(笑)」

ホールアウト後は練習場へ直行し、ショット調整に努めたが「戻らなかった。明日も大変です」と笑い飛ばす。記者の質問が一通り終わると、「人生最後の囲み、ありがとうございます。ガハハハ!」と、最後まで笑いで締めた。(岡山県笠岡市/今岡涼太)

2013年 〜全英への道〜ミズノオープン