2013年 日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills

石川遼「日本のファンに戸惑うかも(笑)」

2013/06/19 17:39
以前はドライバー重視だったが、今大会は3番ウッドも併用でコースを攻める

今季初の国内ツアーに挑む石川遼が、「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」の大会前日に行われたプロアマ戦に出場。18ホールをラウンドし最後の調整を行った。「先週の日曜日に帰国したので時差ぼけも治りましたし、体調も良いです」と話す石川は、約7ヶ月ぶりの日本でのプロアマ戦を「楽しかった」とリラックスして過ごした。

早めに帰国したことで、調整も十分にできたという石川。先週は会場となる宍戸ヒルズCCで2度の練習ラウンドを行い、それ以外にも自宅周辺のゴルフ場でラウンド。トレーニングに時間を費やすこともできた。「ここ以外でのラウンドでも、今週の18ホールをイメージして出来ました。日本独特の地形や芝質もありますが、週末にかけてラフも重くなると思うので、その辺も想定して戦いたい」。

明日の予選ラウンドで同組となる松山英樹については「英樹は間違いなく、今の日本ツアーで中心にいる選手ですし、テレビではプレーを見ていますが、一緒に回ることで、どこがどう変わったのかなど見てみたい。もちろん、自分のプレーに100パーセント集中した上でのことですが」と話す。

「たぶん多くの方が観に来てくれると思いますが、自分がギャラリーに圧倒されて戸惑わないようにしたいですね(笑)。自分の成長した部分は、一目で分からないとは思いますが、ホールごとにドライバーなのか3番ウッドなのかなど、状況に応じた選択をしていくので、その辺が以前と変わったところですかね」。

過去、松山とは同組で5回ラウンドし、スコアの上では2勝2敗1分けと互角。互いにプロとなって初めてのラウンドに「楽しみ」と話す石川は、2年ぶりの出場となる「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」で、1日5アンダーの好スコアを目指す。(茨城県笠間市/本橋英治)

2013年 日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills