松山英樹「体調は・・・でも見せ場は作る!」
2013/06/19 17:58
昨日「全米オープン」から帰国した松山英樹が翌19日(水)、今週の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」出場に向けて宍戸ヒルズCCに現れた。海外メジャーで決勝ラウンドに進出したことでプロアマ戦は免除され、11時にコース入りすると、練習場での打ち込みと、パッティングを入念に行い、14時30分まで練習を行った。
会場に姿を見せた松山に対し、他のプロや多くの関係者から「お帰り、頑張ったね」と声をかけられると、「ありがとうございます」と笑顔で会釈して回った。パッティンググリーン上では、共に「全米オープン」で戦った上田諭尉から、今回の渡米での体験談などを語り合っていた。
疲れた表情を浮かべることが無かったが、練習後の記者会見で「体調は万全というわけではないです。時差ぼけが少しあるので・・・」と漏らす。全米への渡米時には「時差ぼけは問題ないです」と話していたが、試合の疲れもあって寝不足になっているようだ。
予選ラウンドで、大学の先輩でディフェンディングチャンピオンの藤本佳則、同い年の石川遼とラウンドすることに対しては「まったく気にしていません」と話す松山。コースに対しては「ラフだとボールが芝の上に浮いた状態で止まることもあるので、その辺は朝から調整して対応していきたい」と対策を話すが、練習ラウンドは3週前の「ダイヤモンドカップゴルフ」終了後に行った1回だけということで「少し不安はあります」と正直に明かす。
それでも、多くのギャラリーの来場が予想されることに「なんとか、見せ場は作れるように頑張ります」。高い目標は掲げず、静かに「ダイヤモンド-」に続く2試合連続優勝を狙う。(茨城県笠間市/本橋英治)