2013年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

松山英樹を同組選手も賞賛 国内メジャー制覇へ2位発進

2013/05/16 19:35
シーズン2勝目、メジャー初制覇へ首位に1打差2位タイで滑り出した松山英樹。

「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」でプロ4戦目を迎えた松山英樹が、今週も快調な滑り出しを見せた。千葉県の総武カントリークラブ 総武コースで開幕した2013年の国内男子メジャー第1戦の初日、4バーディ、ノーボギーの「67」(パー71設定)をマーク。首位の呉阿順(中国)に1打差の2位タイでスタートした。

風の強くなった午後のティオフ。しかし賞金ランクトップを走り、快進撃を続けるルーキーは、スコア上ではそれを感じさせない安定感を見せた。出だしの10番。ティショットを左に曲げ「アプローチがあんなにオーバーするとは思わなかった」とパーパットに3メートルを残すが、これをねじ込み「入って落ち着くことができた」と胸をなでおろすと、13番で第2打をピンそば2.5メートルにつけてバーディが先行する。

さらに17番(パー5)ではティショットを右サイドのラフに入れるが、フェアウェイに刻んだ後、残り70ヤードの第3打をウェッジでピンそば30センチにつけて2つ目。早々にリーダーボードの上位に名を掲げた。後半インでは2番で1.5メートルのチャンスを逃した直後の3番で、グリーン奥からチップインバーディ。8番(パー5)でこの日4つ目を奪い、闇夜の雨音を聞く前にホールアウト。「スコアを作れたのは良かったと思う。ノーボギーで回れたのは嬉しい」と、頷きながら自然と笑顔になった。

同組でラウンドした松村道央は2週前の「中日クラウンズ」で今季初勝利。最終日は21歳の追い上げを何とかかわした。そしてこの日は2アンダーの8位タイ発進とまずまずの出来。だが「優勝争いをするとなると、また彼がいるんだろうなと思う」と週末を見据えた。

さらに同じペアリングのもう一人、ディフェンディングチャンピオンの谷口徹も、改めて松山のプレーに驚嘆。「(松山と松村)2人が良いゴルフして、蚊帳の外ですわ」と3オーバー61位タイのスタートを嘆くと、「ティショットはもともと上手かったけれど、アプローチも上手くなっていた」。松山がアマ時代にツアー制覇を達成した2011年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で最終組をともにしたが、当時からの成長ぶりを讃え、ラウンド中に「ポテンシャルが高いな・・・」ともつぶやいた。

今週日曜日、5月19日は東北福祉大の阿部靖彦監督の51回目の誕生日。宮里優作池田勇太をはじめ、出場選手にはOBも多くいる。だがその恩師へ勝利をプレゼントする存在として、松山は最右翼のプレーヤーと言って良いはずだ。(千葉県印西市/桂川洋一)

2013年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯