2013年 タイランドオープン

小田孔明、池ポチャ4回も我慢のゴルフ

2013/03/15 21:38
池ポチャ4回で単独首位から大きく後退。それでも1つ落とすに留めて安堵の表情

国内男子ツアーのアジアシリーズ初戦「タイランドオープン」の初日に8アンダーをマークして単独首位に立った小田孔明。冗談まじりに「予選落ちしないように頑張ります」と話していたが、冗談にならない不穏な2日目となった。

スタートの10番パー5でボギーをたたくと11番ではバーディを奪ったが、12番、13番と連続ボギー。あっという間にリーダーズボードを駆け下りていった。後半に入っても1番でボギー、2番バーディ後は3番でボギー。4番パー3はティショットを池に入れてダブルボギーとした。

「やばかったですよ。本気で首位から予選落ちとか考えちゃいました・・・」。この時点で4アンダーまでスコアを崩し、予想されるカットライン上まで後退していた。しかし、5番、6番とバーディを奪うと、最終9番もバーディ。なんとかスコアを1つ落とすにとどまり、暫定32位タイに踏みとどまった。

「今日はドライバーがボロボロ。パー3も含めて池ポチャ4回ですよ。終盤はどこに行ってもいいからと思って思い切り振りましたよ。内容的には5オーバーぐらいのゴルフかな。よく1オーバーで耐えたと思う。明日はこんなゴルフはしたくないので、気持ち切り替えてやります」。

初日はショットもパットも上手くかみ合っていただけに、本人もこの日の乱調が信じられない様子。それでも暫定首位とは6打差につけ「今日もこんなゴルフで6バーディですから。バーディは獲れるコースなのでボギーをたたかないようにします。最高に疲れるラウンドでした」と、決勝ラウンドでもバーディラッシュを誓った。(タイ バンコク/本橋英治)

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