池田勇太は池ポチャで締めイーブンパーの99位タイ
2013/03/14 21:14
国内男子ツアーのアジアシリーズ初戦「タイランドオープン」の初日、選手会長就任後の初戦を迎えた池田勇太は、ディフェンディングチャンピオンのクリス・ウッド(イングランド)とマイケル・ヘンドリー(オーストラリア)と12時に1番からスタートした。
午前組がスコアを伸ばし、午後組が苦戦を強いられる展開に池田もはまり、前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで終えた。後半に入っても短いバーディパットがカップをすり抜けるなど波に乗れなかったが、10番、16番と2つのパー5でバーディを奪い2アンダーまで伸ばしていた。
ところが最終18番でまさかの大ミスが飛び出した。フェアウェイから残り170ヤードで手にしたクラブは6番アイアン。「風が左からのアゲンストだったから、少し強めに打とうと思ったら突っかかってしまい、とんでもない方向に強くでてしまった」。池田の放ったショットは打った瞬間大きいと誰もが感じる強い飛び出しで、グリーンセンターに切られたピンよりも30ヤード先の池に飛び込んでしまった。
ドロップする位置はバンカーと池との僅か60センチの地帯。左下がりのライからのアプローチはピンを7メートルオーバーしダブルボギーフィニッシュとなってしまった。「今日はいいところも、悪いところもあった。ショット自体は悪くないので明日なんとかしたい」と、暑さにも疲れ切った表情のまま宿泊先のホテルへ戻った。(タイ バンコク/本橋英治)