池田勇太は意地の反撃!予選を突破
2012/10/19 16:38
国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」は、地元の大会で高校生のころから出場してきた池田勇太。2009年、10年と大会連覇を果たすなど、コースとの相性は本人が認めるほど良い。ところが、今年は初日に7オーバーをたたき98位タイと大きく出遅れ、2年連続の予選落ちが濃厚な位置で2日目を迎えた。
3番でバーディを先行させたが、4番はティショットをバンカーに入れてボギー。続く5番もボギーとスコアを崩してしまった。ところが、6番で残り60ヤードの2打目をピン1.5mにつけ、7番は下り7mで右に切れるラインを読み切って連続バーディを奪う。
後半に入っても2つのバーディを奪った池田は、最終18番でも3打目のアプローチをピンそば1mにぴたりとつけてバーディフィニッシュ。通算3オーバーまで盛り返し55位タイに食い込んで予選突破を果たした。
「まだ内容は十分じゃないけど、とりあえず昨日が悪すぎた。あと2日間あるのでトップ10は狙えるし、優勝も狙えない位置じゃないから、1つでも上を目指して狙って行きたいと思います」と俄然やる気を見せる。この日は風が強かったことも影響し、首位は通算6アンダーと伸び悩んでいる。トップとの差は9つ。得意なコースということもあり、爆発力のある池田には挽回するチャンスも十分にありそうだ。(千葉県千葉市/本橋英治)