2012年 日本オープンゴルフ選手権競技

日本オープン予選ラウンドでAONが同組に

2012/10/09 19:09
開幕2日前のプロアマ戦でコースをチェックした青木功、日本OP出場は4年ぶりとなる。

2012年の国内メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は11日(木)から4日間、沖縄県の那覇ゴルフ倶楽部で開催される。大会2日前の9日(火)には予選ラウンド2日間のペアリングが発表され、青木功尾崎将司中嶋常幸の3選手が同組となった。

日本ゴルフ界を牽引してきた“AON”が同じ組に入るのは兵庫県の廣野ゴルフ倶楽部で開催された2005年大会以来。1973年のツアー制施行後は4度目となる。

この日はプロアマ戦に青木と中嶋が出場。強い風を浴びながら18ホールをラウンドした後、青木は「節目、節目でな…。沖縄が(日本に)復帰して40年、俺も70歳。ゴルフをやっていて良かったなという気もするし。長くやってこられたから、こういう組にもなれた」と話した。「もうこれで、これからもう3人同じ組み合わせは無いかもしれない。俺はそういう気でやる。楽しみだ」。

一方の中嶋は「想像はできた。予想通り」と今回のペアリングにも驚きは無い様子。「三人で回るのは楽しい。(沖縄初開催の)記念の日本オープンに花を添えたいね。誰が何と言おうと、(3人の同組)ラストです」と意気込んだ。

それでも、国内最高峰の難易度に仕上がったセッティングを前にすると、笑顔は一変。「三者三様、厳しい現実を知らされながらやる。ラフに入ったらボールは見えない、グリーンも速いし、風も強い。“三銃士”が“三重苦”だ。大変な思いをする」と中嶋。3人合わせて192歳、そして日本オープン11勝のレジェンドたちが、ビッグイベントでしのぎを削る。(沖縄県八重瀬町/桂川洋一)

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