アマチュア伊藤誠道 ツアー最年少ホールインワン
2012/10/07 17:52
神奈川県の戸塚カントリー倶楽部 西コースで開催された国内男子ツアー「キヤノンオープン」でアマチュアの伊藤誠道がホールインワンを達成した。
インコースからティオフする“裏街道”でプレーした最終日。伊藤は前半2バーディ、2ボギーで折り返すと、後半出だしの1番でバーディ。さらに続く2番(パー5)では花道横のラフからチップインイーグルを決めた。すると、196ヤードの5番(パー3)、6番アイアンのティショットはピン手前1メートルに落ちてカップイン。「右からの風にぶつけて、良いボールが出た。“ナイスバーディ”だと思ったら、ボールが消えました」。
中学1年生の時、中国で行われた試合の練習ラウンドで達成して以来、人生2度目のエース。17歳1か月30日で決めたホールインワンは、石川遼が「パナソニックオープン」第2ラウンドで決めた19歳0か月8日の記録を更新し、ツアー史上最年少記録となった(記録の残る1985年以降)。
地元・神奈川県出身の伊藤にとって「キヤノンオープン」は、2008年に初めてプロツアーに出場した試合だった。今年は4度目の挑戦ではじめての予選通過。次週の国内メジャー「日本オープンゴルフ選手権競技」、そして来季のツアー出場権をかけた今月末のサードQTに向けても、弾みのつく最終ラウンドとなった。(神奈川県横浜市/桂川洋一)