2012年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン

上平栄道「バックナインで伸ばせなきゃ・・・」

2012/09/23 17:13
首位で迎えた最終日、またしても伸び悩み優勝を逃した上平栄道

2週前に開催された「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」でも、最終日を首位で迎えながら、あと一歩というところで優勝に手が届かなかった上平栄道。今週開催された「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」でも、2位に1打差の単独首位でスタートしながら、あと一歩が出なかった。

中盤はスコアを伸ばせず我慢のゴルフとなった上平は、後半の12番、15番でバーディを奪い、優勝争いに再浮上した。「15番終わって、2打差だったので頑張れば行けると思ったのですが・・・」。終盤に勝負をかけたいと意気込んだ直後、16番でボギーをたたくと、17番パー3でもボギーをたたき万事休す。

「16番のボギーは痛かった。フェアウェイをキープ出来なかったことがボギーにつながってしまいました。緊張して体が動かなかったとかではないので、単なるミスショットです。そんなにプレッシャーは無かった」。ティショットを左のラフに入れると、2打目はグリーンを30ヤードショートして再び左ラフ。3打目でピン3mまで寄せたがパーパットはカップをすり抜けてしまった。

勝負どころで2つのボギーをたたき「最終日のバックナインでボギーを打っているようじゃ・・・がっかりです」と話す上平だが、最終18番パー5のパーパットは「気合いを入れ直して1.5mをしっかりと入れることが出来ました。また優勝争いをできるように頑張ります」と、最後はギャラリースタンドの大ギャラリーからの声援に笑顔で応えた。(兵庫県三木市/本橋英治)

2012年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン