2012年 フジサンケイクラシック

著名人の優勝予想/第1回 フジサンケイクラシック編

2012/08/28 10:15

解説:プロコーチ 石井忍さん

ディフェンディングチャンピオン、諸藤将次選手のコーチでもある石井忍氏。なぜ寝ているのかは不明。

会場を川奈GCから富士桜CCに移して、今年で8回目を迎えるフジサンケイクラシック。今シーズンも折り返しを過ぎ、後半戦の開幕とも言える今トーナメントを制するのは誰なのだろう?富士桜と言えば、全長7,437ヤードというツアーでも指折りの長さ。そして刈り込まれたグリーンは、富士山からの全体傾斜の影響で難解を極める。このことから、真の総合力が試されると言えるのだが、やはりティショットとパッティングが鍵となってくるだろう。

賞金ランキングトップを走る、ブレンダン・ジョーンズ選手や藤田寛之選手、そして安定感抜群の李京勲イ・キョンフン)選手らがトーナメントを引っ張る展開になりそうだが、特に私が注目しているのは、現在平均パット、トータルドライビング、パーオン率が共に5位の藤本佳則選手だ。小柄な体型を感じさせない大きなスイングアークと、左腕を柔軟に使うフォロースルーで巧みにボールコントロールしてくる。まさに優勝候補のひとりと言えよう。今トーナメント、過去2回優勝と相性抜群の石川遼や、ディフェンディングチャンピオンの諸藤将次からも目が離せない。

2012年 フジサンケイクラシック