池田は44位で予選突破、連覇へ「届かない位置ではない」
2012/07/27 20:13
ディフェンディングチャンピオンとして迎えた「サン・クロレラ クラシック」初日を終えて98位タイ。予選落ちの危機に瀕していた池田勇太が、2日目に6バーディ、1ダブルボギーの「68」をマークし、通算1アンダーの44位タイに浮上。決勝ラウンド進出を決めた。
スタートホールの10番(パー5)で2mを沈めてバーディ発進とすると、15番でも5mを決めてバーディ。さらに17番(パー3)ではグリーン左カラーから5ヤードをパターで捻じ込み、気迫の込もったガッツポーズを見せる。「途中からは予選通過より、上に行くことを意識した」との言葉通り、着々と順位を上げていった。
後半アウトも5番までに3つのバーディを重ねるが、7番(パー3)で思わぬ落とし穴が。「何でシャンクが出たのか分からない」というティショットは右のOBゾーンへと消えてダブルボギー。「せっかくの(流れ)を台無しにした感じ」と憮然とした表情で、痛恨の1打を悔いた。
それでもミスらしいミスはその1打のみ、ビッグスコアを叩き出す可能性は十分だ。「トップに届かない位置ではないと思う」と、池田の目にも大会連覇しか見えていない。(北海道小樽市/塚田達也)