藤本佳則「パープレーでも上出来!」
2012/05/31 20:29
茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催されている「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の初日、藤本佳則が3アンダーをマークして7位タイの好スタートを切った。
同じくツアールーキーである川村昌弘が6連続バーディを記録するロケットスタートを見せた初日、それに引っ張られるように、藤本は2番(パー5)ではセカンドショットをピン3mにつけてイーグルを奪い、序盤から負けじと勢いを見せた。
中盤に2つのボギーを叩くも、14番では再びバーディ。迎えたピンチは17番(パー4)、ティショットを左ラフに入れ「もうボールが見えないくらいだったので、キャディさんと相談し、レイアップして3打目勝負にしようと賭けにでました」。結果、残り約140ヤードを9番アイアンでぴたりと寄せパーセーブ、3アンダーでホールアウトした。
「メジャーだとパープレーで上出来なイメージなので、今日の目標スコアはパープレーだった」と話す藤本。予想以上の貯金には「今日はグリーンが柔らかくて(ボールが)止まったからスコアが出ただけ」と謙遜する。明日以降もあくまで目標は“イーブンパー”。「いいゴルフをすれば、アンダーも出る。今日はとにかくパッティングのフィーリングに、ストレスがなくてすごく良かった」と、気負わず2日目も勝負に出る。(茨城県笠間市/糸井順子)