日韓対抗戦の代表メンバーが決定!キャプテン推薦は池田と藤本
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は30日(木)、6月29日(金)から7月1日(日)に長崎県のパサージュ琴海アイランドGCで行われる、韓国選抜と日本選抜の対抗戦「MILLION YARD CUP(ミリオンヤードカップ)」に出場する日本代表選手の会見を、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行った。
代表選手は全10名(外国籍選手を除く)で、2011年国内男子ツアー賞金ランクから上位4名の高山忠洋、石川遼、谷口徹、藤田寛之の4選手。さらに2012年開幕戦「東建ホームメイトカップ」から「とおとうみ浜松オープン」までの賞金ランク上位4名の谷原秀人、小田龍一、深堀圭一郎、近藤共弘の4選手。さらに青木功キャプテンから推薦を受けた池田勇太、藤本佳則の2選手が加わり、強豪韓国勢に立ち向かう。
過去3度の大会は全て韓国で開催されて日本は1勝2敗。4回目を迎える今年は初めての国内開催で、青木功キャプテンは「(国内開催だからこそ)負けられない!という強い気持ちで戦ってくれるのでは」と昨年の敗戦で負け越したリベンジに大きく期待。「(そんな昨年の)悔しい気持ちを晴らして欲しいという思いで、(池田)勇太を選出。藤本はプロとしての経験は浅いが、学生時代からマッチプレーなど多くの経験を考慮して」と若手気鋭の勢いを買っての選出となった。同時に、ここまで藤本が好成績を残してきたことには「思い切りのよいゴルフをしている証拠」と舌を巻く。
一方、「選ばれると思わなかったので、決定した時はとても嬉しかった。日本チームに少しでも貢献できるよう頑張りたい」と藤本。また、池田も「韓国勢は最後まで勝負を捨てない粘り強さがある。日本チームも最後まで熱い気持ちで戦いたい」と意欲を見せた。第1回から出場しているベテラン藤田寛之は、「最終日のシングルスは特に熱くなる。なんとなくスタートしたチームが、最終日には一丸となって戦うところは、団体戦の良さを感じるところ」と、チームの“絆”で、今年は雪辱を果たせるか。(茨城県笠間市/糸井順子)