2012年 東建ホームメイトカップ

小田龍一「やっとゴルフが出来ました」

2012/04/15 17:18
ショットに不安を抱えていた小田龍一が自信を取り戻した

首位の片山晋呉を2打差で追った小田龍一は「東建ホームメイトカップ」の最終日をバーディでスタートさせた。3番パー3、そして4番パー5でもバーディを奪い片山、そして単独2位スタートの小山内護を捕らえて10アンダー首位タイに浮上した。

ところが5番で「1.5歩ぐらいだったですかね、入れば5ホールで4アンダーと思ったら外しちゃいました」と、バーディパットを外して良い流れを止め、さらに7番で短いパーパットを外してしまった。

それでも、9番、10番と連続バーディ。13番パー3でこの日2つ目のボギーを叩くが、15番でバーディ、さらに17番パー5でイーグルチャンスを迎えたが、カップに嫌われバーディとなった。最終組ではもっともスコアを伸ばし通算13アンダーでホールアウトしたが、1つ前の組でブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が、通算15アンダーをマークしたため単独2位となった。

クラブハウスに戻った小田は「いや~ゴルフが出来ましたね、ちゃんと」と笑顔を見せる。前日まで、ショットに自信がないと話していたが、この日のゴルフには納得。優勝できなかったことには「悔しいけど勉強になったというか、最終組で良いゴルフができたので、少しは自信になるかな」と感想をもらす。

勉強になったというのは、片山のルーティンを見て真似してみたり、小山内のショットのキレを見て学んだとのこと。「良かったです。やるべきことも見つかったというか・・・」と、にやけていた。(三重県桑名市/本橋英治)

2012年 東建ホームメイトカップ