2011年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント

宮本勝昌は最終戦出場を期す

2011/11/23 20:08
今季は不振にあえいだ宮本勝昌。大記録継続へがけっぷちだ

国内男子ツアー第24戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」は24日(木)から4日間、高知県のKochi黒潮カントリークラブで行われる。次週の「日本シリーズJTカップ」は今季の優勝者および国内賞金ランキング25位以内の選手しか出場できないため、ほとんどの選手、とりわけ賞金シード権(上位70位)をプレーヤーにとっては、今大会が2011年を締めくくる重要な最終戦となる。

しかし、宮本勝昌にとっても、今大会は極めて大きな意味を持っている。現在のランキングは42位とシード権を気にする必要はもちろんない。

だが宮本は2005年12月の「アジア・ジャパン沖縄オープン」から今大会で151試合連続出場を果たすことになり、これはツアーの最長記録。しかし次週の「日本シリーズ」の出場権を得られなければ、この記録は今大会で途絶えることに。それだけに「可能性がある限り頑張りたい」と意欲を語る。

「日本シリーズだけはこだわりがある。そういうところが記録に繋がっている。可能性は無くは無い」。国内賞金ランク25位のカート・バーンズには約1280万円差。戦う選手会長の思いは届くか。(高知県芸西村/桂川洋一)

2011年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント