2011年 三井住友VISA太平洋マスターズ

松山英樹、マスターズローアマが王者に挑戦!

2011/11/09 16:39
松山英樹はマスターズ王者のシュワルツェル、東北福祉大の先輩、池田勇太と予選ラウンドを回る。

国内男子ツアーの今季第22戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」は10日(木)から4日間、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで行われる。今大会には、アマチュア松山英樹が先月の「日本オープン」以来となるプロツアー参戦。その注目度は初日から普段以上に大きいものになりそうだ。

松山は予選ラウンド2日間の組み合わせで、東北福祉大の先輩である池田勇太、そして南アフリカのチャール・シュワルツェルと同組に。今年のマスターズで日本人史上初のローアマチュア獲得という快挙を成し遂げた19歳は、同大会のチャンピオンであるシュワルツェルとラウンドをともにする。

「すごいメンバーですね」と松山。シュワルツェルとはマスターズ最終日、オーガスタナショナルでの表彰式以来の“再会”だ。「向こうは忘れてるんじゃ…。可能性は高い」と苦笑いするが、王者は「もちろん覚えている。アマチュアだけれど本当に良い選手。できればラウンド中に、マスターズのことを話しながらプレーできれば」と話した。

来年度のマスターズ出場を、日本人で最も早く決めてもいるだけに「良い勉強になるので、ひとつでも多く学んでいきたい」と意欲。しかし、試合となれば同じひとりの選手。「学ぶ中でも、自分のプレーができれば。張り合える力は無いけれど、とにかく一生懸命頑張りたい」と、少しでも印象付けるラウンドとするつもりだ。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

2011年 三井住友VISA太平洋マスターズ