池田勇太は復帰戦で大会連覇を狙う
2011/09/07 18:24
国内男子ツアー第14戦「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」は8日(木)から11日(日)まで4日間、三重県のTOSHIN Lake Wood Golf Clubで開催される。第1回大会となった昨年大会を制した池田勇太は、ツアー2試合ぶりの出場。心身ともにリフレッシュし大会連覇に挑む。
前週の「フジサンケイクラシック」を背筋痛のため欠場した池田は大会期間中、千葉県内の自宅で傷を癒した。7月の「全英オープン」以降、海外での3試合を含めて7週連続で出場し、すべての試合で4日間を戦い抜いたとこで疲労は蓄積。しかし7日(水)のプロアマ戦では元気な姿を見せ「もう大丈夫。本当にゆっくりできた。久々に休めましたね。千葉も結構(雨風が)すごかったけど」と落ち着いた様子で話した。
連覇のかかる今大会は、現在賞金ランク上位3選手の石川遼、キム・キョンテ、ベ・サンムンが欠場。同4位の池田は、優勝ならばレースのトップに躍り出る。しかし当の本人は「全然意識する時期じゃない」と一笑に付す。それでも、もう一つの目標である最多勝に向け、今季2勝目への意欲を欠くはずがない。
前週は同世代の諸藤将次が36ホールの短縮競技となった決戦を制し、悲願のツアー初優勝をマーク。「どんな状況であれ、勝ったというのは素晴らしいこと。もともと力のある選手なので、日本のゴルフ界にとってもいいこと」と独自の言い回しで祝福した。
「自分自身、おもしろい争いをして優勝争いができればいいと思う」。周囲の注目を一身に浴びてティオフする。(三重県津市/桂川洋一)