関西OP会場で71歳の迷い人騒動!
2011/08/19 23:33
国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の大会2日目、最終組がホールアウト後に、迷い人の捜索中という一報が入った。この日観戦に訪れていたギャラリー732人のうち、71歳の女性が行方不明になっているという情報だった。
ご夫婦で来場されたが、ご婦人がお手洗いに向かったまま、はぐれてしまったと旦那さんから大会本部に連絡が入ったのは14時30分。ご主人は1時間近く一人で捜索をしたが、周囲のスタッフに助けを求めた。
その後、コース内をスタッフが捜索をしたが発見されず、18時30分になって警察に連絡を入れ捜索願いを申請した。コース内は夜のため真っ暗になったが、警察はパトカー数台で周囲の捜索を延々と続けた。
行方がわからなくなったご婦人は認知症を患っているという情報を元に、旦那さんの気づかぬうちにコース外へ出られた可能性もあると、捜索範囲を広げていった。そして、22時30分、警察から連絡が入り、小野市から10数キロ離れた西脇市内でご婦人を無事に保護したとのこと。家族との電話連絡で身元が判明した。
その間、コース内では、大会本部を中心に明日以降の競技運営についての協議が行われ、捜索が明日まで続いた場合、競技中止の可能性も含め検討が繰り広げられた。幸い、無事の発見ということで、大会3日目の競技は予定通り8時40分にスタートされる。