2011年 サン・クロレラ クラシック

前粟蔵俊太、寝坊で失格

2011/07/29 20:14
2日目にまさかの寝坊で失格処分を受けた前粟蔵俊太(画像は初日の様子)

北海道の小樽カントリー倶楽部で行われている国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラクラシック」2日目。前粟蔵俊太がスタート時刻に間に合わず、失格する事態となった。

この日、午前7時29分スタートの予定だった前粟蔵によれば、昨夜は8時に就寝。午前4時に起床してコースに向かう予定だったが、アラームが鳴らず寝坊してしまった。関係者からの電話に気づいたのは7時過ぎ。ゴルフ規則6-3aの違反、スタート時刻遅刻したため失格処分を受けた。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)によれば、同様のケースによる失格は昨年のパナソニックオープン第2ラウンドでのカート・バーンズ以来、1999年に同機構が設立されてからは2度目の“珍事”となった。

前粟蔵はイーブンパーの40位タイと予選通過圏内で初日を終えていただけに悔やまれる。スタート時刻から約1時間後、コースに姿を見せると、沈痛な面持ちで「スポンサーや大会関係者の方々に迷惑をかけてしまって反省しています。来年、ここに戻って来れるようにこれからの試合で全力を尽くしたい」と言葉を絞り出した。

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