今季初戦の松山「動けるデブになりたい」
2011/07/20 18:23
今週の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で、今シーズンの国内ツアー初戦を迎えるアマチュアの松山英樹。今なお、4月の「マスターズ」で日本人初となるローアマチュアに輝いた快挙の余韻が残る中、自身初となる北海道でのプロツアーに挑む。
松山は月曜日、火曜日と18ホールの練習ラウンドをこなし、プロアマ戦が行われた20日(水)は練習場で軽めの調整。「風もあるし、グリーンは日に日に速くなると思う。ティショットをフェアウェイに置いて、セカンドをどれだけ(フェアウェイから)打てるか。ティショットとパターが鍵になる」と、広々とした大地を強風が吹き抜けるリンクスコース攻略のポイントを掲げる。
そのティショットは、「昨年に比べても飛んでいる」と、現在は平均280から290ヤード。当たれば300ヤードを超えるという。その一因に「今は80キロ。去年より6、7キロは増えた」という体重の増加もあるようだ。この日、久々に石川遼と対面し「肩回りがガッチリしているけど、上半身が細くなった感じ。遼がスリムだったら、自分はキャラを変えてちょっとポッチャリでいこうかな」と笑顔。「動けるデブになりたいですね」と、報道陣の笑いを誘っていた。
今週は石川と並び、多くの注目を浴びることが予想される松山。「注目されないよりは、される方が嬉しい。その注目を裏切らないように頑張りたいです」。石川も「プロアマとか関係なく上位でプレーすると思う」と認める大器が、北海道のゴルフファンを魅了する。