2011年 〜全英への道〜ミズノオープン

初優勝なるか!?韓国賞金王が首位タイで最終日へ

2011/06/25 17:57
石川遼、キム・キョンテをかわしてツアー初優勝を狙うベ・サンムン

国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の3日目、5つのバーディを奪いながらノーボギーでラウンドした韓国のベ・ソンムンが通算10アンダーまでスコアを伸ばしてキム・キョンテ(韓国)と並び首位タイに浮上した。

サンムンも最終日を最終組でラウンドするキョンテ、そして石川遼と同じく「全米オープン」に出場していた。そして30位タイに入った2人とは2打差の42位タイと堂々4日間を戦っていた。「米国から日本に戻った時には、時差ぼけもありましたが、今日はドライバーの調子が戻ってきて、つられるようにアイアンも良くなってきました」と、体調面もゴルフの状態も上々だと話す。

サンムンは2008年、そして09年と2年連続で韓国ツアーの賞金王になり、昨年から日本ツアーに参戦している。その10年は「サン・クロレラクラシック」で5位に入るなど11試合に出場し6試合でトップ10入りに入るなど、実力を発揮。昨年から優勝が期待される選手の仲間入りを果たしている。

そして今季は開幕戦こそ予選落ちに終わったが、「つるやオープンゴルフトーナメント」、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」と2試合連続で2位となった。「今年は2位を2回経験しているので、これで3度目の挑戦になります。(優勝に向けては)自分のプレーに集中して行きたいです」と、チャンスを掴む意気込みで最終日を迎える。【岡山県笠岡市/本橋英治】

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