2011年 房総カントリーカップ

小泉洋人が優勝!!「レギュラーでももっと優勝争いをしたい」/チャレンジ最終日

2011/06/09 22:33
最終日に「65」をマークし、逆転優勝を飾った小泉洋人

「房総カントリーカップ」最終日、小泉洋人がこの日、7アンダーの「65」ストロークでまわり、首位を走っていた白潟英純をかわし、通算12アンダーで優勝に輝いた。小泉自身、昨年の『五浦庭園JGTOチャレンジII』以来、2度目のチャレンジトーナメントの優勝を逆転で飾った。

スタートホールの1番でいきなりの3パットでボギー発進だった小泉。逆転を狙う小泉にとっては痛いボギーだ。しかし、先週の『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills』で優勝争いをした小泉は動じなかった。続く2番で50cmにピタリと寄せバーディとすると、前半だけで6バーディと、ここから小泉劇場が始まった。
「2番、3番と続けてバーディバーディと来たので、その後は気分よくどんどん行こうと思いながら出来たので良かった」。

「スタート時に3打差離れていたので、最低でも5アンダー、6アンダー、7アンダーと行かないと追いつけないとは思っていました」。その言葉通り、8バーディを叩き出した。バック9では優勝を意識しながら攻めるところは攻める、守る所は守る、他を寄せ付けない隙のないゴルフだった。

次戦、小泉は再び戦いの場をレギュラーツアーに戻し、『~全英への道~ミズノオープン』への出場がすでに決まっている。同大会上位4名には、全英オープンへの出場権が与えられるが、全英よりもあくまでシードという小泉。

「全英の出場が決まるというけど、自分はそんなレベルではないので意識は全くしていません。普通通り黙々と一生懸命自分のゴルフをやるだけです。自分にとっては、今は全英よりもシードが最優先なので。トップ5になればたぶんシードはほぼ決定だと思うので、そっちの方が嬉しいですね」。

調子を上げてきているだけにトップ5も期待できる。「昨日の後半からショットの手応えも出てきて、すごく調子が良くなって来ているので、このままミズノまで継続させたい。まだ、レギュラーでの優勝争いは先週のツアー選手権しかないので、もっとレギュラーでも優勝争いをしていきたい」。今シーズン、何試合レギュラーツアーで優勝争いをするか、小泉の活躍に注目だ。

【主な順位】
1位 -12 小泉洋人
2位T -10 藤島晴雄藤島征次白潟英純 ほか
7位T -9 牧智也佐藤達也
9位T -8 津曲泰弦諸藤将次
11位 -7 日高良幸
12位T -6 片岡大育安本大祐、大桑暢之 ほか
17位T -5 竹本直哉大田和桂介 ほか
24位T -4 すし石垣 ほか

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