通算6アンダーでホールアウトした上井邦浩が失格に
2011/05/27 19:23
国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は27日(金)、千葉CC梅郷コースで第2ラウンドを開催。2アンダーの14位タイからスタートした上井邦浩が「68」でまわり通算6アンダーとしてホールアウトしたが、スコアカードの署名もれにより失格となった。
6バーディ、2ボギーと4つスコアを伸ばしてこの日のラウンドを終えたはずの上井は、直後のアテストエリアで、同伴競技者でマーカーを務めた矢野東に署名をもらうのを怠ったまま、スコアカードを提出。「ゴルフ規則6-6-b」に基づき、失格処分が下った。
「自己責任です」と、うつむいた上井。本来であれば6位タイと、ツアー初優勝へ向け好位置で決勝ラウンドを迎えていただけに、悔やまれるミスとなった。
前週の「とおとうみ浜松オープン」初日には宮本勝昌が過少申告により失格処分を受けたばかり。2人と同じく、芹澤信雄を師匠にする藤田寛之は「言葉が無いですね・・・。上井は調子もいいし、いけそうな空気もあった」と肩を落としていた。
【ゴルフ規則6-6 b スコアカードの署名と提出】
ラウンドを終えたあと、競技者は各ホールにつき自分のスコアを確かめ、疑問点があれば委員会に質問して解決すべきである。競技者は、マーカーがスコアカードに署名していることを確かめ、競技者自身もスコアカードに署名し、できるだけ早くスコアカードを委員会に提出しなければならない。
規則6-6 bの違反の罰は 競技失格