藤田はスイングに悩みながらもショートゲームで14位タイ
2011/05/26 20:23
国内ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は26日(木)、千葉県の千葉CC梅郷コースで開幕。上田諭尉、増田伸洋、金度勲(韓国)が6アンダーの首位タイでスタートする中、藤田寛之は2アンダーの14位タイでスタートした。
インから出た藤田は12番で最初のバーディを奪うが、直後の13番でダブルボギーを叩く。それでも後半のアウトで3つバーディを重ねて「70」でまとめ、首位とは4打差とまずまずの位置で初日を終えた。
しかしラウンド後の41歳は「スコアはいいですけど、ショットはガチャガチャに近いです」と首をひねるばかり。インパクトの瞬間にフェースが開くというスイングの修正に取り組んでいるが「しっくりこない」と悩みは深い。
それでも後半インは最終9番以外の8ホールですべて1パットという小技のうまさ、試合巧者ぶりはさすがというところ。「ショットが良ければバーディチャンスも多くある。コースもいいし、やりがいもある。しっかりやりたい」と本調子とは程遠い状態ながらも、優勝争いに絡んでくる可能性は十分だ。