賞金王に向け最終戦を迎えるキム・キョンテ
2010/12/01 17:58
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に出場する、韓国のキム・キョンテ。今大会で優勝しなくても賞金ランキングで2位につける石川遼、そして同3位の池田勇太の結果次第で韓国人選手として初めての賞金王になるが、キョンテは余裕の表情を浮かべる。
プロアマ戦では、アマチュアのプレーを見つめ、時おり笑みを浮かべてアドバイスも送っていた。そしてラウンド後には、大会への意気込みを聞かれ「優勝できたら完璧だけど、いつも優勝が目標ではないので。初日、2日目はリラックスしてプレーできればいい」と、逃げる立場としての余裕さえ見せる。
試合を迎えるにあたってのプレッシャーも「今はないです。2007年からプロになって、ずっと試合が続いているから。プロになる前は、試合数が少なかったので、プレッシャーはあったけど、今はないです」と、賞金王というタイトルを目前にしても冷静だ。
体調面では「ちょっと疲れているけど、でも最後(の試合)だから。昨日もその前もマッサージはしているから、試合になれば大丈夫です」と、疲れがあることは認めるが、残り4日間の戦いを気力で乗り切るつもりだ。