安定感抜群のK.キョンテが5アンダー単独3位スタート

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の初日は、10バーディを奪ったI.J.ジャン（韓国）と9つのバーディを量産した細川和彦が、それぞれ9アンダー、6アンダーとスコアを伸ばして試合をリードしている。

その2人を追いかけているのが、現在賞金ランキングで首位に立つキム・キョンテ（韓国）だ。この日は5つのバーディを奪い、ボギーなし。安定感のあるゴルフが定評のキョンテが、持ち前のゴルフで単独3位スタートをきった。

「今日は全部良かったが、特にパターが良かった。グリーンが速いので、距離感をあわせることだけを考えてプレーしました」と話すキョンテは、この日3パットはないが、1m以上のパーパットを残すこともなかった。

賞金王獲得を狙うキョンテは、今大会を含めて残り5試合のうち1勝を目指している。しかし「優勝するのはとても難しいので、まずは毎週上位に入りたい。30位とかでは他の選手に抜かれてしまうので」と話すキョンテだが、この日のようなゴルフを続ければ、追いかける選手に隙を見せることもなさそうだ。