アマチュアの松山英樹が大健闘の3位タイ!
2010/10/17 18:48
国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日に、首位と3打差の通算7アンダー単独4位で迎えたアマチュアの松山英樹。序盤に2番でラフからの2打目をピン50センチにつけるスーパーショットで大ギャラリーを沸かせた。
その後、5番パー5でグリーン手前20ヤードからのアプローチで1.5mにつけてバーディ。さらに6番でも3mを沈めて連続バーディ。この時点で首位に1打差の通算10アンダーまでスコアを伸ばし、83年ぶりのアマチュア優勝という期待にギャラリーはざわつき始めた。
すると、7番パー3でティショットをグリーン右サイドのラフに入れてボギー。後半に入っても12番パー5で残り125ヤードの3打目をグリーン奥のバンカーに入れてしまいボギーを叩き、優勝争いから脱落してしまった。
それでも、14番、そして難易度の最も高い最終18番で2つのバーディを奪い、通算10アンダーの3位タイに食い込んだ。「大満足です。先週(アジアアマチュア選手権)優勝したからって、今週も良い結果が残せるとは思っていなかったので。この2週間は結構疲れたので、普通の生活に戻りたいです」と多くの記者に囲まれることにも慣れてきた松山は笑顔を見せる。
松山は11月に行われる団体戦を控え「チーム一致団結して、チームのために頑張りたいと思います」と、本来の学生ゴルフに気持ちを入れ替える。その一方で、プロのトーナメントからも推薦のオファーが多数来ているため、どの大会に出場するかは大学の監督と相談をして決める予定だ。