【GDO EYE】猛暑でキャディが5人もダウン
2010/08/19 20:24
京都で開催されている国内男子ツアー「関西オープン」。今週は、選手たちの熱い戦いとは別に、猛暑という自然との闘いも強いられている。実際に、この日は35度オーバーの真夏日。さらに、林間コースのためにコース内に風が吹き込まず、まるでサウナにいるかのような蒸し暑さ・・・。
選手たちの口からも、次々と嘆きが聞こえてくる。「暑さはキツイです。ホールアウトしてからも練習ができませんね。日傘はいつもは差さないんですが、今日は差しました」と上井邦浩。武藤俊憲も自分のスコアの内容を説明する途中で、「えっと・・・暑さですぐ忘れちゃいますね」と苦笑していた。
そして、その被害はキャディにも及んだ。この日、5人のキャディが体調不良により途中交代。首位発進とした山下和宏のキャディもハーフ終了後にダウンし、後半は急遽ギャラリー整理をしていた学生アルバイトがバッグを担ぐ事態となった。うち3人が大事をとって病院へ運ばれたという。
早朝と夕暮れ時にはいくらか暑さはおさまっているが、その間の時間帯は本当に過酷な暑さが続く。明日も同レベルの暑さが予想されているが、選手、関係者、ギャラリーのみなさん、くれぐれも体調にだけはお気をつけて・・・。(編集部:塚田達也)