2010年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

「アジアパシフィック パナソニックオープン」の開幕を待つ六甲国際GC

2010/06/28 21:32
この日、六甲国際GCをラウンドした4選手

今年で3回目を迎える「アジアパシフィック パナソニックオープン」は、今年は兵庫県にある六甲国際GCで9月23日(木)から26日(日)までの4日間、開催される。第1回大会は大阪の茨木CC、第2回は京都の城陽CCと関西の名門コースでの開催が続いている。

六甲国際GCでは、国内女子ツアーの「サントリーレディスオープン」が2006年から開催されており、今年も6月に開催されたばかり。この日、開催コースを視察した青木功深堀圭一郎丸山大輔石川遼の4人だったが、ディフェンディングチャンピオンの丸山は、「セッティングも難しいし、今にでも大会を開催できる状態」と、その仕上がりの高さを絶賛していた。

1983年には「日本オープン」も開催され、青木が初タイトルを獲得した思い出のコース。「27年前に勝ったコースでまたやれるっていうのは、自分を褒めてやってもいいかな。なんとか予選だけは通ってみたいよ」と青木。コースには3か所(2番、14番、18番)新しいティボックスが設営され、全長は7,255ヤードでパー71。一筋縄ではいかないセッティングとなっている。

「(主催が)JGAだから、日本オープン並みのセッティングにしてくるだろうし、遼とか薗田みたいな大きなゴルフをする選手が戦いやすいコースだと思う。日本のゴルフ界も変わって来ている」と深堀。

一方、自身が所属するパナソニックの大会とあって、ホストプロの石川にも大きな期待が掛かっている。「トリッキーで距離が長く難しい」とコースの印象を話す石川。それでも、石川が楽しみにしているのは、毎年恒例となっている大ギャラリースタンドだ。「今年は16番ホールからグリーン周りにギャラリースタンドを作る予定だと聞いていて、大会側が見ている人になるべく楽しんで貰いたいという姿勢がものすごく伝わってきます。海外メジャーのような雰囲気になるし、ああいう雰囲気がプロゴルフ界の醍醐味だと思うので、そういう環境にしてくれたパナソニックさんに感謝したいというか、凄いなと思います」。大ギャラリーの声援を味方につける石川にとっては、何よりも嬉しいニュースに違いない。

14番に新設されたティグラウンドからティショットを放つ青木功
17番ショートも男子は一番奥のティグラウンドを使用する
「我々中距離ヒッターにとっては、雨が降らないでくれれば少しチャンスは出てくる。フェアウェイキープが一番大事」と話す深堀
大会連覇を目指す丸山大輔だが、「連覇とかそういう意識は全くありません」とマイペー

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