石川遼が「58」で2度目のギネス認定!
2010/05/19 17:50
国内男子ツアー「中日クラウンズ」の最終日に、世界最少ストロークを更新する「58」を出した石川遼の記録が、ギネスブックに認定されることになった。石川がギネスに認定されるのは、今回が2度目。前回は2007年の「マンシングウェアKSBカップ」を15歳245日という史上最年少でのツアー優勝の記録だった。
栃木県のホウライカントリー倶楽部で行われた授賞式では、ギネス認定委員から認定書を授与された。「ギネスに載ることは凄く嬉しいです。この記録は自分の力だけで出せたものではなく、多くのギャラリーの声援という後押しや、開催コースなどいろんな方々に支えられて出せた記録です」と、多くの方に感謝の気持ちを表す石川。
今後もギネスの記録更新などを狙うかという質問に「普段から意識するのではないと思います。いつも通り練習を繰り返して、試合に挑む中で新たな記録が生まれたら嬉しいです。58以下のスコアも、意識して出せるスコアではないと思います。ただ、もうこれ以上出ないと思ってしまうと、モチベーションも上がらないので、ゴルフを続けていく上でいつか出せたら良いかと思います」と答えた。
さらに、日本人のスポーツ選手では、MLBで活躍するイチロー選手が最高の5回掲載されていることを知ると、「あと3回ですが、これも狙って作れる記録でもないですから・・・」と苦笑いを浮かべるが、タイガー・ウッズは11回と聞かされると、しばらく回答に困惑し「これからもよろしくお願いします」と、同席した認定委員に頭を下げて、会場を和ませた。