「ギャグはスベり慣れてるけど…」 中西直人はスプリットハンドで最高の滑り出し
2026/04/23 18:32
◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 初日(23日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇雨
中西直人が9アンダー単独首位発進を決めた。自身のツアー自己ベスト「63」をマークし、「練習通りできたって感じですね」と充実した表情を見せた。
下部ツアーを主戦場とする37歳は今年でプロ17年目。優勝はなく、もどかしい時期が続いている。長らく、「ヘッドをうまく使うことが、いつの間にか下手になっていた」ことを課題としてきた。改善に向けて3年前から重点的に取り組み、「去年の12月でスイング改造が全部終わったんですよ」と言う。
左手の片手打ち、右手の片手打ち…さまざまな試行錯誤を経て、行き着いたのが“スプリットハンド”だった。3年前から師事する堀尾研仁コーチに助言されて取り入れると、早速成果が出た。ヘッドスピードは45m/sだった一年前から52m/sまで向上。「いつの間にか、いま人生で一番飛んでいる。ミート率もあると思うし、ヘッドスピードがいま人生で一番速い」と激変した。
ツアーで首位に立つのは2022年「VISA太平洋マスターズ」以来4年ぶり2回目。最高成績は25年「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」の9位とあって、自分への期待値も自然と高まる。
大阪出身のコテコテの関西人は、会見でも終始明るく笑いを忘れない。「ギャグはよく滑るんで(慣れているんで)すけど、スタートの滑り出しがいいのは4年ぶりなんでね(笑)」と自虐を交えつつ、「明日もいい滑り出しができるように頑張ります」と前を向いた。悲願のツアー初優勝へ、絶好のスタートを切った。(千葉県睦沢町/安平賢太郎)