「太く!強く!」池田勇太が日清食品と所属契約!
昨シーズン、国内メジャー「日本プロゴルフ選手権大会」でツアー初優勝を果たした池田勇太は、その後も3勝を挙げ賞金王争いを演じる活躍を見せた。シーズン後半には、日清食品とスポンサー契約を結び、手首や腰を痛めて満身創痍の体でも最後まで諦めずに戦った。その活躍や、池田のイメージが「日清のどん兵衛」の商品イメージと合致していることもあり、2010年2月5日に所属契約(2年間)を結ぶことになった。
会見を行った池田は「昨年11月から応援してくださっている日清食品様と、新たに所属契約を結ばせていただきました。大変嬉しく、かつ身の引き締まる思いです。所属契約ということで、自分も日清食品の社員の一人だと思っています。日清食品を代表して活躍できるように頑張ります」と意気込みを語った。
昨年、池田が初優勝を果たした「日本プロゴルフ選手権大会」は、今年から同社が冠スポンサーとなり、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」として生まれ変わる。池田にとっては、その第1回大会をディフェンディングチャンピオン、そしてホストプロとして迎えることになった。
会場には、同大会を主催する日本プロゴルフ協会会長の松井功も出席し「契約は2年と言わず長い方が良いので、長くお付き合いしてもらいたい」と、日清食品ホールディングスの安藤宏基CEOと池田を引き合わせた当人としてアドバイスを送った。
今シーズンから池田のサンバイザーの左サイド、ウェアの右袖に「日清のどん兵衛」のブランドロゴが装着される。ただし、海外の試合についてはどん兵衛が販売されていないことから、「CUP NOODLES」のロゴが使用されると、安藤CEOから紹介された。しかし、このコメントの最中にスタッフから訂正が入り、4月の「マスターズ」に限っては日本向けに「どん兵衛」で挑むことになるという。
池田は、この会見の直後に成田空港に向かい、ハワイへと旅立った。およそ一週間のハワイ滞在で、実践的な練習を本格的に開始。2週間後に開催される「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」を迎える予定だ。