国内男子ツアー

遼「ありがとう!」絶叫で、献血をPR

2010/01/25 16:47
「献血は愛です」というメッセージに、改めて自分を支えてくれる人々への感謝の思いを強くした石川遼

史上最年少賞金王の石川遼が「はたちの献血」キャンペーンの広報キャラクターに抜擢された。このキャンペーンは、日本赤十字社が1976年から実施している若者を対象とした献血思想の普及と推進の為のキャンペーンで、石川はポスターやTVCMなどを通じて、多くの若者へとメッセージを届けていく。

石川がカメラに向かって大声で「ありがとう!」と叫ぶ。斬新なCMは、“献血は支え合うこと”というコンセプトのもと、石川を陰ながら支えてくれる多くの人々への感謝の気持ちを表したものだという。石川も、「これまでのCM撮影とは全然違いました」と、頬をほんのり紅潮させて撮影を振り返った。

高齢化社会の到来に伴い、現在は16歳~29歳の若年層の献血者数の減少傾向が続いている。石川の起用によって、この層に献血の意義を浸透させていくことがこのキャンペーンの狙いだ。

「正直、僕と同世代のみんなは献血のことを理解出来ていない子が多いかも知れない。今回、献血のことを教えてもらって、そうしたら自分の血で助かる命があると知って、僕の中で変わった部分はあります」と石川。1月1日から2月28日までのキャンペーン期間中は、全国の献血会場で石川のイラストの入ったオリジナルシールが配られる予定だ。

この日は、厚生労働省後援の「Love in Actionプロジェクト」という献血啓発促進事業のプロジェクトリーダーである山本シュウ氏と、「はたちの献血」キャンペーンソングを歌うMetisさんが登場。「We are シンセキ」のメッセージとともに、献血協力を呼びかけた。なお、「はたちの献血」キャンペーンの公式HPでは、CMのメイキングムービーも公開されている。

石川遼効果で、献血も大盛況となるか!?
献血キャンペーンを引っ張る面々。石川のトークも相変わらず抜群だ。
会場でキャンペーンソングを熱唱したMetisさん。情感のこもった素晴らしい歌でした。