国内男子ツアー

米ツアーから復帰の田中秀道が「岐阜オープン」に出場

2007/04/06 18:00
岐阜オープンの練習ラウンドに臨む(左から)富田雅哉、田中秀道、河井博大の3人

2002年から米ツアーを主戦場とし、今季6年ぶりに日本ツアーに復帰する田中秀道(36)が、4月7日(土)から8日(日)まで岐阜県の各務原カントリー倶楽部で行われるPGA協力競技「岐阜オープンクラシック」(賞金総額1500万・優勝賞金300万円)に参戦する。日本で新たなスタートを切る田中にとっては、今大会が事実上の今季初戦となる。

田中は、練習日初日の4日(水)からコース入り。練習日2日目となる翌5日(木)も、田中の高校の1年後輩にあたる河井博大(35)と、田中と同じ岐阜県の瑞陵ゴルフ倶楽部に所属する富田雅哉(29)と共に、18ホールをラウンドした。会話を交わしながらの和やかなムードの中、終始リラックスした表情で入念にコースチェックを行っていた。

「もちろん開幕戦へ向けての調整もありますが、僕は岐阜県のゴルフ場に所属していますし、6年前まではよく出場していましたしね。大会を盛り上げたい、という気持ちが強いです」と出場理由を話す田中は、今年の日本ゴルフツアー機構「副会長」の肩書きも持つ。自らの成績、そして日本男子ゴルフ界全体を盛り上げるという使命を帯びた田中のシーズンが、始まる。