直ドラと相性よし 池村寛世が「グローレ」新ドライバーを即投入
2022/08/31 16:57
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報(31日)◇富士桜CC(山梨)◇7541yd(パー71)
300yd超えの飛距離を誇るパワーヒッターが今週新たな武器を手に入れた。ツアー3勝目がかかる池村寛世がテーラーメイドの新1Wを投入する。
詳細についてメーカー側からは明かされなかったが、「グローレ」シリーズの新作でヘッドには「ステルス グローレ+」の文字。前日の火曜日にテストし、この日のプロアマ戦はバッグに入れてラウンドした。計4本の1Wを試しながら、「良い感じなので、あしたからも使っていこうと思います」と投入を決めた。
気に入った点はよりスピンが入りやすくなった点。ティアップせずに直接1Wを打つ“直ドラ”で飛距離を打ち分ける池村にとって、「スピンが入るので、球が浮きやすくてストレスがない」と相性もいい。
ティアップしない1Wの飛距離はキャリーで270~280ydほど。本大会では441ydの9番(パー4)のティショットで毎年直ドラを多用しており、「飛ばす人は3Wで刻むから、距離的にもちょうどいい。きょうもいい所に行っていた」と、本戦でも活躍してくれそうだ。
30日(月)には27歳の誕生日を迎えたばかり。誕生日当日はキャディを務める恋人の坂口琴音さんや友人がサプライズパーティで祝福した。今週は坂口キャディはお休みだが、「ゴルフの状態はいいので、すごく楽しみ」と公私ともに調子は上々だ。
前週「Sansan KBCオーガスタ」は優勝争いに加わり4位。「集中して、楽しみながらゴルフができれば」と心機一転、27歳初戦に臨む。(山梨県河口湖町/谷口愛純)