2009年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント

失格の高橋竜彦、4ホールで過少申告の珍事

2009/10/30 18:33
前代未聞の過少申告で失格となってしまった高橋竜彦

「マイナビABCチャンピオンシップ」2日目、高橋竜彦が4ホールに渡る過少申告により失格となる珍事が起きた。13番で「4」を「3」、15番で「5」を「4」、16番で「4」を「3」、17番で「5」を「4」と記入したスコアカードが提出されたという。

事の顛末はこうだ。高橋のマーカーだった鈴木亨が、この日は絶好調。途中からゾーンに入ったようにスコアを伸ばし、この日「67」で2位タイに浮上。しかし、あまりに集中しすぎたのか、途中から高橋ではなく、同組の山本隆允のスコアをつけ始めてしまった。

13番から18番まで6ホールで本来のスコアと違ったのが4箇所。山本の調子も良く、それがすべて過少申告となってしまった。

本来のスコアは「79」で、いずれにしろ予選通過の絶望的だった高橋は、スコアカードの確認もそこそこにサインをしてアテスト場から引き上げてしまったという。残された鈴木は直後にその間違いに気づいたというが、あとの祭り。一方の高橋も、「確認しなかった自分が悪いです」と、話していたという。

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