2009年 キヤノンオープン

14歳の伊藤誠道は2年連続の予選落ち

2009/10/10 17:59
予選落ちに終わった14歳の注目アマ、伊藤誠道。来週は「日本オープン」に挑む

今年の「キヤノンオープン」には3人のアマチュアが参戦したが、残念ながら全滅という結果に。その内の1人、14歳の伊藤誠道はカットラインに3ストローク及ばず、通算2オーバーの80位タイに終わった。昨年大会では、僅か1ストローク及ばずに予選落ち。今年の「VanaH杯KBCオーガスタ」ではツアー史上最年少予選突破、「日本アマ」では2位に入るなど目覚しい活躍を見せていたが、今週は存在感を発揮できなかった。

「後半はチャンスがたくさんあって、あれが1、2個入っていれば(決勝ラウンドに)行けたと思う」と悔しさを滲ませる反面、「後半チャンスが多かったことは、調子が良いということ」と、自身の中で手ごたえを掴んだ1週間となったようだ。

来週は、「日本アマ」2位の資格により「日本オープン」に出場。「アマチュアがたくさん出るので、とりあえずアマチュアの方には負けたくない」と、ベストアマのタイトルに向け強い意気込みを示す。その後も「ブリヂストンオープン」、「マイナビABCチャンピオンシップ」と、4週連続でプロトーナメントに出場することが決まっている。14歳の肉体には過酷なハードスケジュールとなるが、「体力的な部分もコントロールしたいですね」と、心の準備もできている。まずは、初挑戦となるメジャー戦に全力を注ぐ。

2009年 キヤノンオープン