2009年 キヤノンオープン

中止決定後、選手たちが強風の中で最終調整

2009/10/08 16:05
強風が残る中、青空の下で最終調整を行う選手たち

「キヤノンオープン」初日は台風の影響により、午前6時に早々に中止が決定。選手たちはホームページ等の告知を見て中止を知ったため、スタート前にクラブハウス入りした選手はまばらだった。

午後からは台風も通過し、抜けるような青空が広がったが、コースは明日の第1ラウンドに備えたメンテナンスが行われるためにクローズ。パッティンググリーンとドライビング練習場は開放されていたため、調整のために次々と選手が訪れた。

だが、コースがある横浜市全域に暴風警報が発令されていたため、選手たちも暫らくは外出禁止。13時30分ごろにようやく練習場が解放され、まだ強風が残る中で練習を始めた。トップバッターは14歳のアマチュア、伊藤誠道。「11時30分くらいに来ました。調子は良くもないし、悪くも無いかな。とにかく頑張ります」と、意気揚々と打ち込み開始。小山内護は「9時から待ったよ」と、待ちくたびれた様子で練習場に向かった。

前週の「コカ・コーラ東海クラシック」で石川遼池田勇太とともに接戦を演じた梶川剛奨も現れ、「プレッシャーはあったけど、とりあえずやるしかないと思ってプレーしていた。いい経験になりましたね。今週も頑張ります」と、最後の調整に余念がなかった。54ホールの短期決戦となる分、第1ラウンドへの注目度が一層増すことになりそうだ。

2009年 キヤノンオープン