2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!

341ydの豪打に「いってらっしゃ~い…」 飛距離ランキングが今季初公開!

2022/04/24 07:23
340ヤード超えって…和製デシャンボー!?

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 3日目(23日)◇PGM石岡GC(茨城)◇7071yd(パー71)

国内での今季3戦目で、シーズン初のドライビングディスタンスが公開された。計測ホールは2番(533yd)と16番(544yd)。第3ラウンドを終えてダントツ1位に立ったのは、平均326.17ydの河本力だ。

この数字は、米ツアーで平均飛距離1位のキャメロン・チャンプ(321.1yd)、昨年1位のブライソン・デシャンボー(323.7yd)を上回る。デシャンボーは昨年、ボールスピード87m/sを叩き出す動画がツアーで公開されて見ている人を驚かせたが、河本のボールスピードを聞くと83m/s、ヘッドスピードは56.7m/sだという。

河本はこの日、2番で振ったドライバーは341yd。ビッグドライブを武器に通算13アンダー16位につけた。この日に同組だった稲森佑貴は「向こうが飛ぶというのはわかっていたので、“いってらっしゃ~い”という感じでした」と常にセカンドオナー。2番も70yd近く置いて行かれた。

石岡GCでは、過去にも「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOL」や「アコムインターナショナル」が開催されてきた。記録が残る中ではチャン・キムの310yd(2016年)、J.M.シン(インド/06年)と三橋達也の320yd(06年)、立山光広の295.5yd(05年)、兼本貴司(04年)の313ydが平均飛距離でトップに立った。

歴代優勝者には小山内護などのパワーヒッターがいる一方、倉本昌弘谷口徹らショートゲーム巧者も名を連ねる。今年の優勝スコアは通算20アンダー以上がほぼ確実、各選手の個性が光るバーディ合戦に注目だ。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

ドライビングディスタンスでぶっちぎりの河本力

<3日目の平均飛距離の順位> ※()は成績
331.5yd 河本力(16位)
315.5yd 杉原大河(59位)
312.0yd 副田裕斗(58位)
311.0yd A.クウェイル(16位)
310.0yd 幡地隆寛(36位)
307.0yd S.ノリス(24位)
306.0yd 石原航輝(59位)
305.0yd Cha.キム(67位)
304.5yd 永野竜太郎(24位)
301.0yd 中里光之介(52位)

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