2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!

運転疲れもなんのその! 「2勝とは思っていない」比嘉一貴がこだわる勝利数

2022/04/20 17:53
前週優勝の比嘉一貴がこだわるのは勝利数

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 事前情報(20日)◇PGM石岡GC (茨城)◇7071yd(パー71)

「関西オープン」を終えて、都内まで運転すること約7時間。優勝争いの疲れと長時間の車移動で背中はパンパンだったが、「きのうもハーフを回りましたが、いい状態が続いている」と、前週ツアー3勝目を挙げたばかりの比嘉一貴は今週も活躍してくれそうだ。

続々と届く祝福のメッセージを確認しつつ、体力回復のために睡眠はたっぷり取った。PGM石岡GCは最近プライベートで回って感触もつかんでいる。19日(水)にはハーフラウンド、この日は体のケアともう9ホールをプレーして最終調整。「常に上位に入れるよう、1試合1試合悔いのないように戦いたい」と意気込んだ。

今季の目標には、複数回優勝と賞金王を掲げているが、特にこだわるのは勝利数。賞金ランキングは試合の賞金総額によっても左右されるため、勝率は手ごたえを実感するための大事な指標になる。

勝利数でみれば、昨季賞金王のチャン・キムと賞金ランキング5位の星野陸也がともに3勝。2019年は安定して上位入りを果たしていた今平周吾が賞金王に輝いたが、勝利数ではランキング3位の石川遼がシーズン最多の3勝を飾った。

「何勝とは決めていないけど、2勝とは思っていないです」と言い切る。シーズン序盤ではずみをつけた。ここから、まだまだどん欲に勝利を追い求める。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

<直近3シーズンの賞金ランキングと勝利数>

◆2020-21年
1位:チャン・キム ¥127,599,803(3)
2位:金谷拓実 ¥119,803,605(2)
3位:木下稜介 ¥115,001,239(2)
4位:谷原秀人 ¥111,599,542(2)
5位:星野陸也 ¥107,341,089(3)

◆2019年
1位:今平周吾 ¥168,049,312(2)
2位:ショーン・ノリス ¥145,044,149(1)
3位:石川遼 ¥132,812,990(3)
4位:チャン・キム ¥105,880,318(1)
5位:黄重坤 ¥94,985,827(1)

◆2018年
1位:今平周吾 ¥139,119,332(1)
2位:ショーン・ノリス ¥103,942,450(1)
3位:稲森佑貴 ¥85,301,742(1)
4位:市原弘大 ¥82,245,918(2)
5位:池田勇太 ¥79,671,825(1)

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